室内を暖めてしまう主な場所は窓ガラス
一戸建て住宅からマンション、ビルまで、「熱」の多くは建築物の窓ガラスから出入りしています。夏季、強い日射熱が窓ガラスを通して室内に流入し、空間を暖めてしまいます。
夏季、窓からの日射熱が部屋を暖めてしまう
夏の暑さの約70%は窓が原因
夏季、太陽の日射熱が窓ガラスを通して室内に流入し、室内温度を上昇させます。窓ガラスから室内に熱が流入する割合は全体の「約70%」に達します。
夏季、エアコンの効きが良くない複数の原因の一つとして、窓ガラスが大きく関係しています。
暑さ対策
対策として、窓ガラスに「遮熱フィルム」を施工する方法があります。
遮熱フィルムにより、室内への日射熱の流入を抑制できます。これにより、眩しい日差しが和らいで冷房効率が向上し、節電に繋がります。
複層ガラス+樹脂サッシの普及
2003年7月1日、改正建築基準法が施工され、建築物にシックハウス対策の24時間換気システムが義務化されました。24時間換気システムが正常に機能するためには、家そのものの気密性を高める必要があります。
そして、経済産業省がZEH(ゼッチ)という、建築物の断熱性能を高め、高性能設備でエネルギーを効率的に使用することでエネルギー消費量の収支ゼロを目指した住宅を推進しています。
このような背景から、ハウスメーカーと全国の工務店にとって、高気密高断熱住宅がトレンドです。
家の断熱性能を高めるためには、外壁はもちろんのこと、「窓の性能」を強化する必要があります。先ほどのように、建物の断熱性能を落としてしまう主な場所は「窓」。
そこで、今や多くの高気密高断熱住宅に「樹脂サッシ+複層ガラス」や「アルミ樹脂複合サッシ+複層ガラス」が設置されています。
中には、「樹脂サッシ+Low-E複層ガラス」が設置されています。
しかし、2000年以前に建てられた一戸建て住宅やマンションの多くは「アルミサッシ+単板ガラス」が設置されています。
窓ガラスをカスタマイズ
暑さ対策として、窓に「遮熱フィルム」を施工することで、窓ガラスに遮熱性能を加えることができます。
遮熱ガラスフィルムで冷房効率UP&節電対策
夏季、太陽の日射熱が室温を上昇させます。遮熱フィルムが日射熱を抑制することでエアコン効率がアップし、節電に繋がります。
3MのYouTube動画によりますと、窓ガラスに遮熱フィルムを施工することで、窓際の温度が「10℃」以上、下がる実験結果が出ています。
紫外線を99%以上カット
更に、遮熱フィルムは紫外線を99%以上カット。これにより、アパレルなどの路面店の悩みである商品の色褪せや劣化を抑制することができます。
夏、室内がより涼しく
遮熱断熱ガラスフィルムが窓ガラスを通して流入してくる日射熱を抑制します。室内の暑さを抑えることで、エアコンの負荷が軽減して電気代の節約に繋がります。
※住友理工リフレシャインの自社実験によりますと、冷房電力が約「20%OFF」の報告があります。
【関連記事】
遮熱フィルムの施工価格
遮熱フィルムの施工価格は以下のリンク先をご参照ください。