インテリア小物や雑貨から家具類のカラーがインテリアにマッチしていない・・・なんてことはありませんか?
小物類でしたら、気に入った物が見つかれば、買い換えてもいいかもしれません。
しかし、「愛着のあるテーブルやチェアを買い替えるのはちょっと・・・」と、ためらってしまうでしょう。
物のデザインは気に入っているものの、カラーが今一つならば、思い切ってペイントしてしまうのもインテリアコーディネートの楽しみの1つ。
DIYの塗装は意外と簡単。
小物類や小型テーブル&チェアでしたら、刷毛(ハケ)1本で問題なくペイントできます。
ホームセンターでは、各種塗料が充実しています。塗料を眺めているだけでも楽しく、仕上がりのイメージが膨らむことでしょう。
では、ホームセンターなどで塗料を買い込む前に、予備知識として、塗料の種類と特徴を押さえておきたいもの。
塗料は水性塗料と油性塗料の2種類。それぞれ、メリットとデメリットがあるため、あたなにマッチする塗料選びの参考になれば幸いです。
水性塗料と油性塗料
水性塗料
基本的にDIYで塗装するのであれば、水性塗料がおすすめ。インテリアの塗装でしたら、水性塗料の一択で間違いありません。
ベース
水
メリット
・臭いが少ない
・ほとんど無害で安全
・保管が容易
・刷毛は水洗いできる
・価格が安い
デメリット
・塗装面によっては密着性が劣る
・艶と平滑性に劣る
・冬季、乾燥するまで時間が必要
ミルクペイント
ミルク原料を使用した天然由来のペイントで楽しく塗装できます。
油性塗料
建物の外壁や屋外の物をペイントするならば、選択肢に油性塗料をプラスします。
ベース
シンナー
メリット
・密着性がいい
・塗装面が美しい
・耐久性が高い
・乾燥時間が季節に左右されにくい
デメリット
・特有の臭いが強い
・取り扱いが少々難しい
・刷毛はペイントうすめ液で要洗浄
表現豊かな塗料
塗料の種類は膨大なこともあり、艶あり塗料からマット(艶消し)塗料、金属のような仕上がりのアイアンペイント、凸凹感を表現できるペイントまで様々。
例えば、イケアIKEAやニトリで販売されている1,000~2,000円台の安価な壁掛け時計は、プラスチック製のものがほとんど。カラーによっては、どうしてもプラスチック感が漂います。
そのような場合、アイアンペイントやマット塗料などで塗装することで、より時計の質感が高まります。
刷毛塗り、ローラー塗り、スプレー塗装
何を塗装するかで、刷毛塗りなのかローラー塗り、スプレー塗装なのか選択します。
刷毛塗り
小物類や曲面、細い形状の物は刷毛塗りで十分。塗料のムダがありません。
ローラー塗り
テーブル上面などはローラー塗りした方がキレイに仕上がります。
テーブルやチェアなどの塗装は、ローラー塗りと刷毛塗りを組み合わせるといいでしょう。
スプレー塗装
テーブル上面などはスプレー塗装の方がキレイに仕上がります。
ただ、テーブルの足への塗装などは少々、作業が難しくムラが出てしまうこともあります。
キレイに塗装を仕上げるポイント
水性塗料でも、若干の臭いがあるものがあります。また、水性塗料は油性塗料と比べて、外気温によって乾燥まで時間がかかります。
塗装の前に
・晴れた日に塗装する。
・室内で塗装するならば、窓を開けて換気扇をON。
・塗装する物の下と周囲に新聞紙などを敷いて養生する。
・汚れても構わない服装で作業する。
・軍手をはめる。
塗装前の下地処理
塗装は下地処理でほとんど仕上がり具合が決まってしまいます。そこで、いきなり物を塗装する前に、簡単な下地処理をしておきます。
・塗装面のクリーニング(脱脂)
塗装面に手の油分やキッチンで使う油などが付着していると、塗装しても塗料がうまく乗りません。そこで、塗装面を「脱脂」します。
なお、脱脂剤にはアルコール成分が含まれているため、換気扇をONしてから作業に入ります。
→ 塗装する面積が小さければ、「シリコンオフシート」(成分はアルコール類)などで塗装する面を脱脂します。アルコール消毒液などで代用可能な場合もあります。
→ テーブル天板などの広い面積を塗装するならば、「シリコンオフ」スプレーを吹き付けて脱脂します。
・足付け
→ 鉄やアルミ、ステンレス、そしてカラーボックスなどの表面がツルツルした平滑面の場合、サンドペーパーでこすって足付けをします。
足付けが完了したら、かたく絞ったタオルで汚れを拭き取り、脱脂します。
これにより、塗料の密着性が高くなります。
・プライマー塗装
→ 塗装する物によっては、プライマー(下塗り剤)で下塗りした方がキレイに仕上がります。詳細は、塗料の缶やチューブ、スプレー缶に書いてあります。
楽しい塗装のスタート
まず最初に、塗装する物の目立たない場所から作業を始めます。このステップで塗料の伸び具合やムラ、刷毛の感触を確かめることができます。
刷毛塗り、ローラー塗りの場合
例えば、テーブルを塗装する場合、テーブル裏面の塗りにくい場所から刷毛とローラーを使い分けて塗り始めます。徐々にコツが掴めて、キレイに仕上がるようになっていきます。
スプレー塗装の場合
夏季以外は、予めスプレー缶を温めることで塗料の乗りが良くなります。40℃ほどのお湯にスプレー缶を漬けて温めます。
スプレー缶が温まったら、缶をよく振ってから塗装します。
塗装完了
塗装が完了したら、後は乾燥を待つだけ。
水性塗料でしたら、塗料のフタをしっかり閉めて、冷暗所で保管できます。刷毛やローラーは速やかに水洗いして乾燥させます。
塗装例1
塗装例2
ホームセンターなどで販売されている生活雑貨やバス用品は、ホワイトや淡い色のカラーがほとんど。
バスルームや洗面所はホワイト系でコーディネートされていることが多く、ホワイトカラーの生活雑貨やバス用品は外しのない組み合わせ。
他に、インテリアにピンポイントでアクセントを加えるのもアリです。
好みによっては、アクセントカラーとしてソリッドカラーをピンポイントで加えることで、ビビッド感を表現することもできます。
タオルハンガーなどは100均でも販売されているため、臆することなくペイントを楽しんでみてはいかがでしょうか?
インテリアの紫外線対策
毎日、窓ガラスを通して室内に紫外線が入ってきます。
地表に降り注ぐ紫外線は、紫外線A波(UVA)と紫外線B波(UVB)の2種類。
窓辺のUVA量は室外の80%ほど。部屋の暗い場所でもUVA量は10%ほど。そして、UVBは窓ガラスによってある程度は吸収されるものの、室内に入り込んできます。
インテリアの家具類や調度品などは紫外線の影響を受けて徐々に日焼けし、色あせて退色していきます。
もちろん、私たちが室内にいても紫外線を浴びています。
UVAを浴び続けると、シミやシワ、たるみの光老化の原因になります。そして、UVBは対象物に対する破壊力が強く、日焼けの原因になります。
夜と光が入らない部屋を除いて、私たちは毎日、知らず知らずのうちに紫外線を浴びているのです。
お気に入りのインテリアと肌を守る紫外線対策として、窓にUVカットガラスフィルムを貼り付ける方法が最も効果的です。
UVカットガラスフィルムが99%以上、紫外線をカット
プロが使用するUVカットガラスフィルムは紫外線を99%以上カットします。窓にUVカットガラスフィルムを施工することで、嬉しいメリットがあります。
・家具類や調度品、フローリング、カーペット、カーテンなどのインテリア全般の色あせによる退色、劣化の抑制。
・肌の日焼け予防。
・シミ、シワ、たるみ予防。
・台風や地震などの災害時、ガラス飛散防止。
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窓ガラスのガラスフィルム施工を手掛けるHigh Groveの「Film Work/フィルムワーク」は、静岡県浜松市を拠点に静岡県、愛知県、岐阜県、長野県、山梨県等の建築物にフィルム施工を展開するガラスフィルム施工業者です。
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