「窓の網戸が破れてきた・・・」
「愛犬が網戸を破ってしまった・・・」
「ネコが網戸を破ってしまった・・・」
「網戸に穴があき、蚊や虫が部屋に入ってきてしまう・・・」
ネットで「網戸 張り替え 浜松市」と検索すれば、網戸の張り替え業者がすぐに見つかります。
でも、ちょっと待ってください。
網戸はとても簡単な構造。網戸サッシにゴムで網ネットを張り付けてあるだけの構造。
網戸のネット交換に腕力は不要のため、女性でも簡単にネット交換ができます。費用は格安!是非、DIYで網戸のネットを交換してみませんか?
では、DIYで網戸の張り替えスタート!
網戸の採寸
まず最初に、メジャーで網戸のネットの部分の縦と横のサイズを採寸してメモします。
押さえゴムの太さ
網戸サッシにネットを固定するための「押さえゴム」がはめ込まれています。網戸のメーカーによって押さえゴムの太さが異なるため、必ず押さえゴムの太さを測ってメモしておきます。
網戸のネット交換に必要なもの
網戸のネット交換の流れをYouTube動画で確認しておくことでイメージが湧きます。
網戸のネット張り替えで必要なものはこちら。
(1)網戸張り替えネット
(2)網戸張り替え用ローラー
(3)押さえゴム(長さ:(網戸の縦+横サイズ)×2+5cm)
(4)網戸クリップ(大きめの目玉クリップで代用OK)
(5)網戸専用カッター(あるいは、カッター or ハサミ)
以上の中で、(4)目玉クリップ(書類などを挟む金属製の定番事務用品)と(5)カッター、ハサミは家の中にあるのではないでしょうか?としますと、(1)~(3)を用意するだけです。
網戸の張り替えで必要なものは、全てホームセンターなどで手軽に入手できます。ネットを1枚交換するだけでしたら、(1)~(3)を揃えて1,000円以内で収まります。
網戸用ネットの種類
網戸のネットなんて、どれもこれも同じように見えます。ところが、ネットにはいくつかの種類があります。流石、日本人はどこまでもラインアップの拡充に余念がありません。
ネットの色
ネットの色は大きく3種類で「グレー」、「ブラック」、「シルバー&ブラック」。
これらの中で、ブラックを選択すると、より外がくっきり見えます。
その他、柄入りやキャラクターがプリントしてあるネットや防虫ネット、ステンレスネットもあります。ステンレスネットの価格は高めながら、ペットがいる家庭は検討してみてもいいでしょう。
網目
網戸の網目には大きさの違いがあり、大きく4種類が多く流通しています。
種類 | 網目の 大きさ |
20メッシュ (20#) | 1.03mm |
24メッシュ (24#) | 0.84mm |
26メッシュ (26#) | 0.67mm |
30メッシュ (30#) | 0.64mm |
網目の大きさと通風性、虫の侵入にはこのような関係があります。
大きい←【網目】→小さい
良い←【通風性】→悪化
侵入しやすい←【虫】→侵入しにくい
網目が大きいほど、通風性を確保できます。しかし、小さな虫が室内に入りやすくなってしまいます。
コバエの大きさは1~2mmのため、24メッシュ(24#)以上を選ぶことで、小さな虫の侵入を防止できます。
30メッシュ以上になると、網目が細かくなるため、通風性がやや低下します。
迷ったら、24または26メッシュを選ぶといいでしょう。
網戸の張り替え方
より詳しい網戸の張り替えのYouTube動画です。最後まで視聴してからネットを張り替えるとスムースに作業が進みます。
【1】網戸の取り外し
基本的に窓から網戸を外してから作業します。上の写真のような小型の網戸でしたら、そのままネット交換も可能です。
【2】押さえゴムの取り外し
網戸張り替え用ローラーに突起部分があります。それを利用して、網戸周囲にはめてあるゴムを取り外します。
【3】ネットを外す
ゴムを取り外せば、古いネットは簡単に外すことができます。
【4】新しいネットをセット
網戸サッシの上から新しいネットをセットします。そして、「網戸クリップ(目玉クリップ)」でネットの四辺を固定します。
※金属製目玉クリップを使用する場合、網戸サッシに傷が付かないように紙やキッチンペーパーなど使うことで傷を防止できます。
【5】押さえゴムの取り付け
最初に網戸サッシの横の部分(短い辺)からスタートします。
網戸サッシの隅からローラーを使用して押さえゴムを押し込んでいきます。この時、5cmほど押さえゴムが余るようにします。
この余ったゴムは直角に曲げて同様に押し込んでいきます。↓
ネットのたるみ対策
押さえゴムでネットを固定していく過程で、ネットにたるみが生じる場合があります。コツとして、ネットを引っ張りながら押さえゴムを押し込んでいきます。
【6】押さえゴムをカット
押さえゴムが網戸サッシを1周したら、カッターでゴムをカットして押し込みます。
【7】余ったネットをカット
専用カッターやハサミで余ったネットをカットして作業完了です。
最後に
いかがでしたでしょうか?
網戸を張り替えると、視界がクッキリ良くなります。それだけ、ネットに長年の汚れが付いていたことに気付かされます。
DIYで網戸の張り替えにトライしてみると、意外と簡単な作業だったのではないでしょうか。
一戸建て住宅の場合、家じゅうの窓に網戸が設置されています。この際、順番で全ての網戸を張り替えたくなるかもしれませんね。
では次に、毎日の生活の中で無くてはならない家の「窓」のカスタマイズについてご紹介です。
夏の暑さ、西日の眩しさ、冬の寒さ、プライバシー対策などを解決する方法として、ガラスフィルムが最も効果的だと考えられています。
窓をカスタマイズして快適な室内空間
夏は暑い原因の約70%は「窓」が原因
夏季、眩しく暑い日射熱が窓ガラスから室内に流入します。エアコンで室内を冷やしつつ、あたかも、外でじゃんじゃん焚火しているような状態です。
これにより、エアコンに負荷がかかり、電気代が増加します。
冬は寒い原因の約60%は「窓」が原因
冬季、エアコン暖房で暖まった室内の熱が窓ガラスからどんどん逃げていきます。あたかも、軽いスプリングコートを羽織ってカイロで体を温めているような状態です。
よって、エアコンに負荷がかかり、電気代が増加します。
窓に遮熱フィルム、遮熱断熱フィルムの施工
夏季、太陽の日射熱で室内が暑いならば、窓ガラスに「遮熱フィルム」を施工します。遮熱フィルムが日射熱の30~70%をカット。エアコン効率が向上し、節電に繋がります。
そして、冬の寒さが気になるならば、窓ガラスに「遮熱断熱フィルム」を施工します。遮熱断熱フィルムが夏の暑さと冬の寒さを和らげてくれます。これにより、夏と冬の節電に繋がります。
詳細は関連記事をご参照ください。
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