台風上陸時、窓ガラス飛散の危険性
巨大台風の強風による飛来物、そして、地震による強い衝撃で割れた窓ガラスは鋭利な凶器と化します。
近年、巨大化した台風が日本列島に上陸し、各地に深刻な爪痕を残しています。一例として、飛来物により窓ガラスが割れ、飛散したガラスによるケガが各地で発生しています。
ホテルの窓ガラス飛散被害-静岡県熱海市
2018年、台風21号の影響でJR京都駅の天井崩落
2018年、台風21号の影響でマンションのガラスが割れて飛散
複層ガラスも割れるリスク有り
ペアガラス,トリプルガラス,Low-E複層ガラス
台風の上陸時、看板の破片や建物の金属部材などが舞い上がりやすく、鋭利な凶器と化します。
窓ガラスが2重、3重のペアガラスやトリプルガラス、Low-E複層ガラス(ローイーガラス)であっても、飛来物が窓を直撃するとガラスが割れるリスクがあります。同様に網入りガラスや強化ガラスも、割れるリスクがあります。
網入りガラス
ワイヤー入りの網入りガラスは一見、強度が高いように見えます。ところが、実は網入りガラスは普通のフロートガラスの6割程度の強度しかありません。網入りガラスは割れやすいのです。
強化ガラス
自動車のドアガラスにも使われる強化ガラスは確かに強度が高く、耐衝撃性が高いガラス。しかし、強化ガラスに鋭利形状の物がぶつかると、意外と簡単に粉砕してしまいます。
窓ガラスの飛散は人的被害のみならず、二次被害の危険性もあります。
・床に飛散したガラスを踏みつけることによるケガ
・飛散したガラスの片付け時のケガ
窓ガラスの飛散防止対策として、窓に飛散防止フィルムを貼ることで被害を軽減できます。
飛散防止フィルムで台風対策,地震対策
各種、窓ガラスの物理的な強度には限界があります。
強化ガラスは強度が高いものの、限界点を超えると粉砕してしまいます。いずれにしましても、窓ガラスは物理的な限界点を超えた瞬間、一瞬で割れてしまいます。
そこで、窓ガラスにガラスフィルムを施工することで、ガラスの飛散を防止できます。
ガラスフィルムの施工により窓ガラスが割れないのではなく、ガラスにヒビが入ったり割れても、フィルムがしっかりガラスを保持します。これにより、ガラスの飛散を防止できるのです。
これは、減災対策であり、防災対策の1つです。
窓ガラスフィルムのガラス飛散防止効果
窓ガラスのフィルムは多種多様でラインアップが充実しています。
当店が施工する全ての窓ガラスフィルムは台風や地震の災害発生時、ガラスの飛散を防止、または軽減できる効果があります。
ガラス飛散試験
【Before】窓ガラス飛散防止フィルム「無し」
ガラスは5mm厚のフロートガラス(普通のガラス)。
ガラス飛散防止フィルムが未施工のため、ガラスが簡単に割れて破片が飛び散っています。
【After】窓ガラス飛散防止フィルム「有り」
5mm厚のフロートガラス(普通のガラス)+飛散防止フィルム。
ガラスにガラス飛散防止フィルムが施工済の場合、YouTube動画ではフィルムが割れたガラスをしっかり保持し、ガラス破片の飛散はわずかです。窓の外側に一部のガラス破片が飛散しています。
台風対策で飛散防止フィルムを選択
YouTuberちょびろぐさんが台風によるガラス飛散防止対策として、シャッターの設置をやめて、一戸建て住宅の14枚の窓にガラス飛散防止フィルムの施工を選ばれています。
ガラス飛散防止の仕組み
単板ガラス
単板ガラスに飛散防止フィルムを施工後、台風などの強風による飛来物が窓ガラスを直撃してガラスが割れても、フィルムがガラスをしっかり保持します。
ペアガラス
ペアガラス(2枚ガラス)の内側に飛散防止フィルムを施工後、台風などの強風による飛来物が窓ガラスを直撃して2枚のガラスが割れても、フィルムがガラスをしっかり保持します。
ガラスが3枚のトリプルガラスでも同様に、鋭利な飛来物がガラスを直撃しても、最終的に飛散防止フィルムがガラスをしっかり保持します。
まとめ
窓ガラスにガラス飛散防止フィルムを施工するメリットは次のとおりです。
・台風の上陸時、飛来物が窓ガラスを直撃しても、ガラスの飛散を防止。
・地震発生時、窓ガラスの飛散防止。
・ガラス飛散による人的被害と二次被害の防止。
・ガラス飛散によるペットの被害を防止。
・ガラス飛散防止フィルムが紫外線を99%以上カット。
→ 室内に流入する紫外線をカットし、肌の日焼け、しみ、しわ、たるみの予防。フローリングやカーペット、カーテン、壁紙、大切な家具、調度品などの日焼け、色褪せを抑制。
・ガラス飛散防止フィルムは後付けシャッターなどと比べて低コスト。
ガラス飛散防止フィルムの施工価格
ガラス飛散防止フィルムの施工価格は以下のリンク先をご参照ください。
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