一戸建て住宅やマンション、店舗、商業ビルには、様々な窓ガラスが使われています。一般的によく使われている窓ガラスは「フロートガラス」。
フロートガラスとは、ごく普通の透明な窓ガラスを意味します。
誰もが毎日、目にするフロートガラスながら、改めて、フロートガラスについて解説します。
フロートガラスとは?
フロートガラスとは、ごく普通の透明の窓ガラス。透明平滑ガラスや透明ガラスとも呼ばれます。
一戸建て住宅やマンション、店舗、商業ビルなどのほとんどの建築物にフロートガラスが使われています。
フロートガラスは表面がフラットな平滑面であるのが特徴。
普通のフロートガラスは無色透明ながら、実際は緑がかった色。ガラスの厚みが増すと、ガラスが薄い緑色に見えます。ガラスの断面を見ると緑色に見えます。
板ガラスの作り方
フロート法
溶融金属(すず)のプールに高熱で溶けたガラスの原料を流し込みます。ガラスの原料と溶融金属(すず)の比重の違いから、ガラスが溶融金属の上に浮かびながらプールの中で広がります。
フロートガラスの用途
フロートガラスの用途は幅広く、一戸建て住宅やマンション、店舗、商業ビル、公共施設、学校、病院、老人ホームなど、この世の多くの建築物の窓にフロートガラスが使われています。
あと、ガラステーブルや食器棚のガラス戸、家具類、水槽などにフロートガラスが使われています。
フロートガラスの厚さ
フロートガラスの厚さはJIS R 3202で定められていて、2mm, 3mm, 4mm, 5mm, 6mm, 8mm, 10mm, 12mm, 15mm, 19mmの10種類。
住宅では、3mm, 4mm, 5mm, 6mmのフロートガラスが多く使われています。
フロートガラスの割れ方
フロートガラスが割れるとクモの巣状にヒビが入り、ガラスの破片が鋭利な凶器と化します。
誰もがグラスやガラス食器を割ってしまった経験が1度や2度はあるのではないでしょうか。
ガラスが割れると破片が周囲に飛散し、割れたガラス破片は非常に危険です。
このように窓ガラスからガラス食器まで、普通のガラス(フロートガラス)が割れてしまうと危険な凶器と化すデメリットを併せ持ちます。
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フロートガラスにガラスフィルムの施工は可能?
ほとんどの単板フロートガラスにガラスフィルムの施工ができます。なお、フロートガラスが2枚や3枚組み込まれている複層ガラスの場合、ガラスフィルム施工の可否はケースバイケースです。
ガラスフィルムのラインアップは幅広く、遮熱フィルム、遮熱断熱フィルム、防犯フィルム、目隠しプライバシーフィルムなどがあります。
なお、当店が施工する機能性ガラスフィルムは全て紫外線/UVを99%以上カットできます。更に、台風や地震の災害発生時、ガラス飛散防止効果があります。
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