すりガラスはくもりガラスとも呼ばれ、主に室内で使われているガラス。
プライバシーを保護したい部屋などにすりガラスを見かけることがあります。
では、すりガラスについて解説します。
すりガラス/くもりガラスとは?
すりガラス/くもりガラスはフロートガラスの表面をサンドブラスト加工(※)して作られます。これにより、ガラスの表面に当たる光が乱反射して不透明になります。
すりガラスの加工面を触ると、ざらつきを確認できます。
すりガラスはフロートガラスの表面を凹凸加工した製品のため、当然、強度が低く、割れやすくなります。
(※)サンドブラスト加工
フロートガラス(普通の透明ガラス)にメディアと呼ばれる微小の砂を圧縮空気で吹き付けることで、ガラス表面に微小の凹凸を付ける加工。
フロストガラス
すりガラスと見た目は同じように見えるフロストガラスがあります。フロストガラスはサンドブラスト加工後、化学薬品で表面をフッ酸処理したガラスです。
フロストガラスは手垢が付きにくい特徴があり、今日の主流はフロストガラスです。
すりガラスの用途
すりガラスは主に室内に設置されています。すりガラスは室内を区切るパーティションや室内ドア、食器棚などに使われています。
すりガラスは和風建築の建物との相性が良く、旅館などでよく見かけるガラス。
すりガラスは光を通すものの、ガラス越しの対象物の輪郭は不鮮明になります。すりガラスは装飾やプライバシーを確保する目的で設置されています。
すりガラスの厚さ
すりガラスの厚みは、2mm, 3mm, 4mm, 5mm, 6mm, 8mm, 10mm, 12mm。
すりガラスにガラスフィルムの施工は可能?
すりガラスの平滑面(未加工の面)にガラスフィルムの施工ができます。そして、すりガラスの加工面にもガラスフィルムの施工は可能ではあります。
ただ、すりガラスの加工面にガラスフィルムを施工すると、フィルムの粘着剤がすりガラスの凹凸面に食い込むため、ガラスが透けてしまいます。
また、フィルムの施工後、ガラスがまだら模様になりがちです。よって、当店はすりガラスの加工面へのフィルム施工はお勧めしておりません。
次に、ぼかしガラスと呼ばれる、1枚のガラスに透明部分とサンドブラスト加工済み部分の両方がある場合もガラスフィルム施工はお勧めしません。
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窓ガラスのガラスフィルム施工を手掛けるHigh Groveの「Film Work/フィルムワーク」は、静岡県浜松市を拠点に静岡県、愛知県、岐阜県、長野県、山梨県等の建築物にフィルム施工を展開するガラスフィルム施工業者です。
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