市街地のビル群を眺めると、建物によっては窓ガラスが鏡のように周囲の景色が映っています。このような窓には、熱線反射ガラスが組み込まれています。
多くのビルは軒(のき)や庇(ひさし)がありません。よって、太陽光がダイレクトに各階の部屋に差し込みます。
特に、夏の日差しは眩しく、日射熱が室内に流入してエアコン効率が悪化します。そこで、ビルによっては、熱線反射ガラスが設置されています。
それでは、熱線反射ガラスについて解説します。
熱線反射ガラスとは?
熱線反射ガラスとは、ガラス表面に金属酸化物がコーティングされています。比較的、新しいビルの多くは、熱線反射ガラスが設置されています。
熱線反射ガラスは日射をより多く反射するため、外から窓を眺めると鏡のように見えます。熱線反射ガラスは夏季のエアコン効率を高める効果があり、省エネ効果のある窓ガラス。
熱線反射ガラスはマジックミラーのように、光源が強い側から光源が弱い側が見えにくく、光源が弱い側から光源が強い側が良く見える特性があります。
よって、このタイプは日中、プライバシー保護の効果があります。
日中
反面、夜間は室内照明により、室外から室内が良く見えるようになります。プライバシー保護のためには、ブラインドなどで対策できます。
熱線反射ガラスの用途
熱線反射ガラスは一戸建て住宅からビルまで幅広い用途があります。
熱線反射ガラスの厚さ
熱線反射ガラスの厚みは、6mm, 8mm, 10mm, 12mm, 15mm, 19mm。
熱線反射ガラスにガラスフィルムの施工は可能?
熱線反射ガラスの設置環境とガラスフィルムの種類によっては、ガラスフィルムの施工ができます。
熱線反射ガラスは熱線吸収板ガラスと同様、ガラスの設置環境を確認するために現地調査が必須です。現地調査後、窓ガラスにマッチするガラスフィルムのご提案が可能となります。
一般の方がホームセンターなどで安価なシートやガラスフィルムを購入して熱線反射ガラスに貼り付けると、熱割れする可能性があるためご注意ください。
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窓ガラスのガラスフィルム施工を手掛けるHigh Groveの「Film Work/フィルムワーク」は、静岡県浜松市を拠点に静岡県、愛知県、岐阜県、長野県、山梨県等の建築物にフィルム施工を展開するガラスフィルム施工業者です。
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